多くの方が知ってるキャットフードが、実は食べてはいけないキャットフードだった・・・
キャットフードの見た目の色や、添加物などの味付けで猫ちゃん好みになってるので、まさかこのキャットフードが悪いなんてわかりませんよね。
そこで、当サイトでは実名「食べてはいけない」とされるキャットフードはどんなものかを紹介します。
これを信じるか信じないかは自由ですが、週刊新潮に暴露されていたので実名も紹介します。
猫に食べさせてはいけないキャットフードとは?「実名を紹介」

2018年8月9日、週刊新潮に愛猫家にとって驚くべき記事が掲載されました。
本編は7ページにもわたるもので、そこには発癌性が警告されるものや使用禁止国すらある添加物が入ったもの、必要のない着色料を使って危険性だけを高めたフードなどがリスト化されてずらりと並びました。
危ない合成着色料【赤色2号】【赤色102号】【赤色106号】使用のフード
- 『日清ペットフード』
- 懐石zeppin 5つのごちそう
- キャラットミックス まぐろ仕立ての味わいブレンド
- 『日本ペットフード』
- コンボ まぐろ味・カニカマ・小魚添え
- コンボ プレゼント まぐろとお肉味
- ミオ まぐろ味ミックス
- ミオ おいしくって毛玉対応 ミックス味
- 『ネスレ日本』
- モンプチ 7種のブレンド(しらす入り)
- フリスキー 室内ネコ用
- 『ペットライン』
- キャネットチップ こく旨リッチ お肉&野菜入りグルメ
- キャネットチップ お肉とお魚ミックス
- 『マースジャパン』
- カルカン まぐろと野菜味
- 『ユニ・チャーム』
- 銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て お魚づくし
- 銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚レシピ
- ねこ元気 お魚とお肉ミックス
赤色2号、赤色102号、赤色106号は石油製品から合成される着色料で、アメリカでの動物実験では発癌性の疑いが持たれたものもあり、米国では既に使用が禁止されています。
食べ物の色にこだわるわけではない猫のフードに、不必要なこれらを含ませることは、ただ危険なだけです。
【ミール】【副産物】が含まれるフード
- 『ネスレ日本』
- ピュリナワン 室内飼い猫用1歳以上サーモン
- ピュリナ フリスキー 室内猫用
- ピュリナ フィリックス 我慢できない隠し味ゼリー ゼリー仕立てチキン&ほうれん草味
- ピュリナ フィリックス やわらかグリル 子ねこ用 ゼリー仕立てチキン
- ピュリナ モンプチ ボックス 7種のブレンド(しらす入り)
- ピュリナ モンプチ ラ・キュイジーヌ あらほぐし仕立て 若鶏のロースト
- 『マースジャパン』
- アイムス 成猫用 インドアキャット チキン
- カルカン まぐろと野菜味
- シーバ ドゥ マルシェ 海の幸ディッシュ まぐろ・鯛・サーモン味
- シーバ デュオ 贅沢お魚味グルメセレクション
- シーバ デュオプラス ヘアボールクリア
- ニュートロ ナチュラルチョイス 食に拘る猫用アダルトチキン
- ニュートロ ワイルドレシピ アダルト 白身魚 成猫用
- 猫用グリニーズ 歯みがき専用スナック 香味サーモン味
副産物とは家畜の可食部位を除き、更に毛、角、蹄、歯を取り除いて残るほぼ全てのものを指し、これらのものを乾燥させて粉状にしたものがミールと呼ばれ、ペットフードに使用されています。
ミールや副産物には人間が口にしないような粗悪な素材が使われている可能性があり、家畜の飼育段階で投与された成長ホルモンなどが多く蓄積されている可能性もあります。
愛猫の食事への安全性を優先するなら率先して選ぶものではないかもしれません。
なぜ安いキャットフードはいけないのか?

安価に大量に生産するには原材料を安くする必要があります。
そのため主原料には粗悪なものが使われる可能性が高く、それでいて食いつきだけを良くするために有害な人工添加物が使われることも。
猫には全く関係がないのに、人間の購買欲を掻き立てるためだけに色をつけたり、乾燥させたことで風味の落ちたフードに人工的に香りを付けたりなど、こういった不必要なおまけは安価なキャットフードでは珍しくありません。
また、強力な酸化防止剤であるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)が使われているものも実際にありました。これらは殺虫剤の酸化防止にも使われるような強力な防腐剤です。
愛猫の食事に含まれると思うと、少なからず抵抗感を覚える人は多いと思います。愛猫の健康を思うなら値段だけでキャットフードを選ぶのは避けた方が無難です。
国産のキャットフードは安全だから問題ないという考えはNG!

猫は気まぐれな生き物だとよく言われます。
それはフード1つ選ぶにも当てはまり、試しに買ったフードの初回の食いつきの良さに感動して大量買いしたら3日で飽きた、個包装のサンプルにはえらく食いついたのに大袋にした途端食べてくれなくなった、こんな話は珍しくなく、多くの愛猫家がフード探しの旅をすることになります。
その過程で国産品という言葉の響きはとても魅力的に感じることもあるでしょうが、大切なのはやはり原材料品質です。
国産品安全神話が根強いこの国ですが、それは人間が口にするものに対しての話です。
国産品だからと手を伸ばすのではなく、何が入っているのかをしっかりと見極めて大切な愛猫を守るための知識を得ることが重要です。
猫に本当におすすめできるキャットフードとは?
一概にどの猫にも当てはまるフードというものは存在しません。まずは愛猫の年齢や持病などライフステージに合わせたフードを選ぶことが大切になります。
もともと猫は肉食であり、子猫の時は特に多くの栄養を必要とします。
日々すくすくと育っていくために欠かせないのがタンパク質で、生後1年くらいまでは高カロリー高タンパクなフードを選ぶといいとされています。
生後1年を過ぎた成猫に子猫用のフードを与え続けるとカロリーオーバーで肥満状態になってしまうことがあるので、この頃にはカロリーを抑えたフードへの変更も必要になります。
最近では穀物不使用(グレインフリー)のフードが増えてきているので、肉食の猫にとって大量に入っていると消化しづらい小麦や大麦、とうもろこしなどの穀物類が一切入っていないグレインフリーのフードは成長期からシニア期に入るまでの年齢におすすめです。
猫に必須の栄養素が十分に入った上で健康に配慮した原材料を使い、かつ添加物も不使用というこだわりを持って作っているブランドも増えてきているので、グレインフリーのキャットフードを探してみるといいかもしれません。
重要なのは原材料の主成分が肉や魚でミートミールではないこと、有害な人工添加物が使われていないこと、そしてこういった愛猫の健康を阻害するようなものを口に入れさせない配慮を続けることです。
とはいえ、一概にこれが入ってるから絶対に使わないと決めつけるのではなく、愛猫に代わって原材料成分を人間がしっかりと把握し、必要なタイミングで年齢や持病に応じた柔軟なフード選びをしていくことが大切です。
愛猫の変化に合わせたケアを続けることこそが愛猫のQOLを上げ、結果かけがえのない一緒に過ごせる時間を永くしてくれるのではないでしょうか。
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