私は40歳専業主婦ですが、20~30代で転職を5回してきました。
職種・業種も幅広く経験してきましたが、その中で総務部にて人事担当を務めたことがあります。「転職」というとどんなイメージがありますか?
「年齢が上がれば上がる程、転職は難しいが、更に40歳過ぎると正社員は難しい」とハローワークの担当者やインターネットで聞いたことがあります。
今回は「30代男性の転職」について紹介していきます。私は四年制大学卒業後新卒入社で生命保険会社の営業職に就きましたが約3ヶ月で退職、その後転職エージェントに登録、ハローワークも利用してきました。
結論から言いますと「転職エージェントに門前払いされた次の一手」は
- 複数社の転職エージェントに登録してみる!
- 転職サイト、ハローワーク、折込み広告、フリーペーパーから自分で応募!
- 諦めずにコツコツやる!
私の転職体験談と、知人の男性が30代の時に転職活動をして苦労してきたので、その体験談も含めて紹介していきます。参考になれば幸いです。
転職エージェントに門前払いされる理由
「30代男性の転職」転職活動の方法は幾つかあります。その方法のひとつとして転職エージェントがありますが、「転職エージェントを利用すれば必ず転職出来る」ということではありません。
では、転職エージェントを利用した時に門前払いされる理由を挙げていきます。
年齢的なものが原因かもしれない
転職には年齢制限があります。求人票を見ると、「募集年齢30歳迄」「40歳以上は実務経験有」「資格食所持者優遇」と記載してあります。
中には、「年齢不問」と記載してありますが、要注意です。
30代で「職歴なしや未経験」でも正社員になれるという求人に要注意!
「年齢不問=誰でも応募可能」ということではない、応募先(会社側)としては、ある程度年齢制限を設けています。(40歳以上が応募しても門前払いのことも有)
希望条件が高すぎる
転職活動する時に希望条件を整理してみましょう。全て希望条件が叶う、ということではありません。
勤務先、職種、業種、給与、福利厚生、今までの業務内容を活かすことが出来る優先順位はどれでしょうか。
「30代男性の転職」は20代より転職出来る条件が選ぶ事が出来る状態ではありません。どうしても譲れない条件を1つか2つ出す事です。
30代で転職するということは上司が年下になることはあります。あなた自身のプライドが高い、前職にこだわりすぎると転職が難しくなります。
正社員の経験が少ない
「30代男性の転職」は、正社員の経験が少ないと転職が難しいです。今までに正社員を務めていれば信頼があるということで転職しやすくなります。
正社員の経験が少ない場合、例えば、「何故正社員ではなくアルバイトや派遣社員で働いていたのですか。」と面接官から質問された時にきちんと答えられる様にしましょう。
私は四年制大学卒業後約12年間、正社員で5社勤務してきました。ハローワークの担当者より、「転職回数が多いのはマイナスですが、全て正社員で働いたことプラスですよ。」と言われました。
転職エージェントの求人票を見ると期間社員や派遣社員の求人も多いので「30代男性の転職」は年齢的に正社員でこだわる方がいいです。
転職エージェントに対するレジュメ・職務経歴書の情報が少ない
転職エージェントを利用する時に担当者が履歴書・職務経歴書の書き方を指導してくれます。(指導してくれる転職エージェントが多い)
新卒入社で転職活動を行う場合、学校側が学生目線でアドバイスがしやすいですが、転職エージェントは個別面談を通してあなたを知ることになります。担当者に書き方の指導を頂く、意見を頂く場合は予め作成した書類を持参しましょう。
複数社の転職エージェントに登録するメリット
「30代男性の転職」成功の第一歩、複数の転職エージェントに登録しましょう。そのメリットを紹介していきます。
おすすめ転職エージェント
転職エージェントを比較できる
複数の転職エージェントに登録すれば、「転職エージェントを比較できる」ことです。転職エージェントごとに特徴があります。
求人票を検索する時、例えば、リクルートエージェントには掲載されていてdodaとDYM就職には掲載されていない場合も充分あります。(その逆も有)
転職エージェントの求人票比較はもちろん、コラムにも注目すると参考になります。書類の書き方など転職エージェントごとの特徴を活かしましょう。
優良求人の出会える確率が上がる
転職エージェントを複数利用することで、「優良求人の出会える確率が上がる」のです。定期的に求人票を見ていくと、求人票の閲覧数が増えてくるからです。「数打てば当たる」ということではありませんが、求人数が多いと選択肢が広がります。
求人票を見てみるだけで良いので実行しましょう。自己流やハローワークの求人票には載っていない会社もあります。
複数社の転職エージェントを利用するときの注意点
注意点をチェック
どの転職エージェントを利用して応募したか管理
スケジュール、同一求人へ応募しないように管理
サイトごとのパスワード・暗証番号を忘れないように管理
「複数社の転職エージェント」を利用すると、どの転職エージェントを利用して応募したかわかなくなってしまいます。
スケジュール管理、同一求人への応募はしないようにしっかり管理を行いましょう。
自分で応募した企業名と会社名をメモしておき、サイトごとのパスワード・暗証番号を忘れないように控えておきましょう。
スマホにはパスワードが保存されているが、いざパソコンでログインしようとしたら、パスワードが分からなくなったってことが多いです。
転職エージェントに頼らず自力で転職活動を行うのもあり
転職活動は転職エージェントが全てではありません。自力で活動するのも方法のひとつです。
転職活動の方法は、転職サイト、ハローワーク、知人や元同僚からの紹介、折込み広告、フリーペーパー、店頭貼り紙などがあります。転職エージェントを利用するよりも自力で転職活動する方が気楽で良いです。
転職、求人情報ならリクルートの転職サイト
【リクナビNEXT】
まとめ 転職エージェントに門前払いされてからの次の一手!
転職活動は自分自身が思う様に進まなくてイライラしてしまうこともあります。
人事部にて採用経験をしていた時、「倉庫作業員に応募したいのですが、今は39歳、求人要項には30代迄と記載してありましたが2日後に40歳になります。応募資格はありますか?」
と男性の方から電話がありました。
「39歳」「40歳」1歳の違いが大きい応募資格が無くなる、と焦って男性は電話してきたのでしょう。転職活動の方法が合っているのか、応募数を増やした方が良いのか、悩み苦しみ、自問自答しながら活動していきます。
「30代男性の転職」結婚して家族を養っている方、結婚予定の方もいるでしょう。「30代男性は30代女性よりもまだ転職しやすい、早く内定を頂けるでしょう。」と思っていてもそれは相手(応募先)次第です。
諦めず、コツコツと転職活動を行うことが転職活動成功の第一歩です。
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